自宅でDVD三昧!~映画・ドラマどんと来い!

もちろん映画館で見る大画面の映画の雰囲気は最高。でも自宅でまったりDVD三昧というのも良い物だ。人目を気にせず見た映画DVD・ドラマDVDの感想など書き散らしてみたり。

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2006年08月10日

亡国のイージス

 福井晴敏の同名ベストセラー小説を、硬派な人間ドラマで定評のある阪本順治監督が映像化。そこに、真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一ら日本を代表する豪華俳優陣が結集。
 物語は、海上自衛隊のイージス護衛艦「いそかぜ」が、テロリストたちに占拠されるところから始まる。
 搭載されている特殊兵器の照準を東京に合わせ、日本政府にとてつもない要求を突きつける彼ら。
 そこに立ち向かうのは、だれよりも艦の構造に詳しい先任伍長・仙石恒史(真田)だった……。
 主演の真田は公開初日の舞台あいさつで「この『イージス』が僕らの手を離れて、大海原に漕ぎ出します。すべての思いを映画に込めました。観客の皆さまも(この作品の)クルーの一員として“世界平和”という向こう岸にたどり着くまで、一緒に漕ぎ続けていただければ」と語ったとか。

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2006年08月09日

ミッション・トゥ・マーズ

  近未来には私たちにも、こんな体験ができるのでは……と、少年のころの冒険心を再び駆り立てられる作品。
 監督は「ミッション:インポッシブル」で知られる鬼才ブライアン・デ・パルマ。
 西暦2020年――。アポロ11号で初の月面着陸を果たしてから半世紀、人類はさらなる偉業を達成した。火星の有人探査である。
 ルーク(ドン・チードル)率いる第1ミッションチームは、火星の地質に水の成分を発見。それは人類が火星で生活できるという可能性を示唆するものだった。しかし突然、彼らからの交信が途絶える。
 かろうじて送られてきた最後の映像が物語るものは、ルーク以外の乗組員が全滅したとの悲劇的な事実だった。
 ウッディ(ティム・ロビンス)を中心とした第2ミッションチームは、飛行士として優れた技量を備えたジム(ゲイリー・シニーズ)とともに、ルーク救出へと向かうのだが……。

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2006年08月08日

ムッソリーニとお茶を

 舞台は、ムッソリーニがいたころのイタリア・フィレンツェ。ストーリーは、コケティッシュでありながら、感動があり、さらに最後には驚きも味わえる。
 少年ルカは、父親が愛人に産ませた子供であるため、秘書のメアリー(ジョーン・プローライト)に託される。
 イギリス人であるメアリーの周りには個性的な外国の友人がたくさんいた。気位が高いイギリス人、レディ・ヘスター(マギー・スミス)は、亡き夫が大使だったことが誇りだ。
 芸術家のアラベラ(ジュディ・デンチ)は、芸術の崇高さをルカに教え、メアリーはシェイクスピアの奥深さを学ばせる。
 アメリカ人のエルサ(シェール)は、美貌を武器に富豪との結婚を繰り返し、高価な美術品を購入することが生きがいだ。
 彼女はルカのために金銭的な後見人になってくれる。彼女たちに見守られながら成長するルカだが、時代はいつしか戦争に突入していくのだった。

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2006年08月07日

オープン・ウォーター

 沖でスキューバ・ダイビングを楽しんでいた夫婦が、海面に上がってみると、そこに待っているはずのツアーボートの姿が消えていた。
 陸は見えず、助けが来る気配もない。水深18メートルの海に取り残された二人に、鮫の群れが近づいてくる……。
 この「オープン・ウォーター」は、制作費が50万ドルに満たない低予算映画ながら、全米で3000万ドルを超す興行収入を記録したらしい。
 映画に登場する鮫は、すべて本物。
 出演者もスタントは一切使わず、鎖でできた防護服を身につけた役者が、鮫との“共演”に体当たりで挑んだとのこと。
 鮫の訓練士も撮影に参加しているらしいが、何はともあれ無茶には違いない。
 だが、だからこその臨場感、緊迫感にあふれている。

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2006年08月05日

エニイギブンサンデー

 「プラトーン」と「7月4日に生まれて」で、2度のアカデミー賞を受賞しているオリバー・ストーン監督作品。
 アメリカの3大スポーツのひとつ、アメリカンフットボールを題材に、アメフトファンはもちろん、スポーツは好きだけどアメフトのルールはわからないという人も、スポーツにあまり興味がない人も、女性でも男性でも十分楽しめる仕上がりになっている。
 プロフットボールチーム「マイアミ・シャークス」は、以前はチーム優勝を果たすほどの実力があったが、今では連敗、観客数も落ち込んでいる。
 そんな中、ベテランのクオーターバック(デニス・クエイド)がけがをしてしまう。
 ヘッドコーチであるトニー(アル・パチーノ)は、控えのウィリー(ジェイミー・フォックス)を出場させることにした。
 彼ははじめこそ怖じ気づいていたが、次第に活躍するようになってくる。しかしスタンドプレーも目立ち始める。若きチームオーナー、クリスティーナ(キャメロン・ディアス)は、フットボールをビジネスとしてしかとらえておらず、若手や人気者を起用しベテランたちをはずしていこうとする。
 果たして「シャークス」は再生できるのだろうか……。

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2006年08月04日

EPISODE1-01「大統領と側近たち」ザ・ホワイトハウス<ファースト・シーズン>

 記念すべきザ・ホワイトハウス<ファースト・シーズン>の第1話(PILOT)。オリジナル放映日は1999年9月22日。
 当初このドラマは、広報部次長のサム・シーボーン(ロブ・ロウ)を中心に、ホワイトハウスのスタッフたちに焦点を当てたものになるはずだった。だからバートレット大統領は数回に一度程度の出演予定だったらしい。
 アメリカのテレビドラマのシステムとして、まずパイロット版的な第1話を制作して放映し、その視聴率によって継続かどうかが決まる。場合によっては、あっという間に打ち切りになるわけだ。
 そのためか、今話では大統領が登場場面は少ないながら大活躍している。
 そして結果としてサムへの焦点は薄れ、大統領を中心としてアメリカ政治の中枢であるホワイトハウスのスタッフ全員の描写へとシフトしていく。

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2006年08月03日

ザ・ビーチ

 イギリスの新進作家アレックス・ガーランドが1996年に発表したベストセラー小説「ビーチ」の映画化。
 同じく若者を中心に熱狂的人気を集めるサブカルチャー系小説を映画化した「トレインスポッティング」で脚光を浴びた監督のダニー・ボイルと脚本のジョン・ホッジほかのチームを再結集させ、「タイタニック」で世界的なトップスターとしての地位を揺るぎないものにしたレオナルド・ディカプリオを主演に据え、かなりの意気込みで撮影に臨んだ本作。
 さて結果はどうか?
 若者が大人になるプロセスで経験する、魅惑的ではあるが危険な香りにも富んだ通過儀礼の物語――内容についていえば、そう要約できるだろう。
 ディカプリオ演じるリチャードがタイのバンコクに到着する場面からストーリーは始動する。
 リチャードは欧米からアジアを訪れる若きバックパッカーの典型で、これまでのイギリスでの日常的生活に飽き飽きし、自分がこのままただの大人としてダラダラした日々に埋没してしまうことへの危機感に苛まれている。
 つまり治安も悪く、決して清潔ではなく、また文化的価値観も180度異なる場所にわざわざ赴く貧乏旅行は、彼自身の人生観をも180度変えてくれるような出来事や光景との出会いへの渇望を意味するのだ。
 この映画でいえば、その西欧的価値観を180度変える決定的な光景を象徴するのが、伝説的な“ビーチ”の存在だ。

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2006年08月02日

グリーンマイル

 改めてスティーヴン・キングは、並外れた才能を持つストーリー・テラーだと実感する。
 「シャイニング」で、膝がふるえるほどの恐ろしさを味わわせ、「スタンド・バイ・ミー」で、少年たちの揺れ動く心を描き、「ショーシャンクの空に」で過酷な状況の中でも夢と希望を持つことがいかに大切かを教えてくれた。
 その彼の原作を新たに映画化したのが「グリーンマイル」である。
 時は今から70年前、アメリカが大恐慌のころ。
 ポール・エッジコム(トム・ハンクス)は、黒人差別激しい南部の刑務所で看守長をしていた。そこに、2人の少女を殺した罪でジョン・コーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)という死刑囚がやってくる。
 泣き虫で暗闇を怖がる黒人の大男は、とても大罪を犯せるようには見えない。違和感を覚えるポールの周りに、次々に不思議な出来事が起こり始める。
 コーフィは、人の心の中を感じ取り、いやすことができ、病を解き放つ奇跡を起こす力を持っているのだ。果たして、神の使いのようなこの男に殺人が犯せたのだろうか?

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