自宅でDVD三昧!~映画・ドラマどんと来い!

もちろん映画館で見る大画面の映画の雰囲気は最高。でも自宅でまったりDVD三昧というのも良い物だ。人目を気にせず見た映画DVD・ドラマDVDの感想など書き散らしてみたり。

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2007年01月19日

キンキーブーツ

 タイトルの「キンキー」とは、「風変わりな、性的に倒錯した」という意味。
 倒産しかけたイギリスの田舎の靴工場が、ドラッグ・クイーン御用達のキンキーブーツで再生をはかるという物語。
 それと同時に、女であること、男であること、そしてドラッグクイーンであることという、自分らしさを再確認する物語でもある。

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2006年10月09日

ペイ・フォワード

 社会科の教師シモネット(ケビン・スペイシー)が授業で課題を出した。
 自分で世界を変えるにはどうしたらよいか?
 一人の少年トレバー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)が考えた答えは、1人で3人の人のためになることをしよう。それは自分にとって難しいことでなくてはいけない。
 そして、それをしてもらった人はお返しをするのではなく、まったく別の3人にとってためになることをしよう。
 そうすればその輪がドンドン広がっていき、きっと世の中が変わるはずだ。
 トレバーは、この自分の考えが成功するかどうか、実際に試してみる。
 そしてこの試みが、やがて大きな奇跡を起こす……。

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2006年10月01日

スナッチ

 イギリスの若き映画作家であるガイ・リッチーの第二作目。
 物語の発端は、ベルギーでの86カラットのダイヤモンド強奪事件。
 タイトルの「スナッチ」も「強奪」の意だ。
 強盗集団はロンドン経由でボスの待つニューヨークへ帰る予定だったが、事件の情報が漏れて、ロンドンの悪いヤツらが宝石を横取りしようと待ち構え、話はどんどんこんがらがっていく……。

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2006年09月29日

バガー・ヴァンスの伝説

 バガー・ヴァンスとは、ウィル・スミス扮する謎めいたキャディーの名前であり、彼の存在によって全体がおとぎ話のような雰囲気になっている。
 物語の中心は、第一次大戦で心に傷を負い、栄光のゴルファーから博徒に身をやつしていたジュナ(マット・デイモン)の再起をバガーが助けるというもの。
 また、ジュナのかつての恋人で富豪の娘アデールが、恐慌による破産状態からゴルフ場経営を再建させる。そして、ジュナを慕う少年ハーディの父も仕事を失った。
 登場人物たちは、社会の荒波にもまれ、奈落の底にいるが、バガーによって救われていくのだ。

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2006年09月26日

ベロニカは死ぬことにした

 この映画の原作は、パウロ・コエーリョの同名小説「ベロニカは死ぬことにした」。
 既に世界120カ国以上で翻訳され、日本語版でも20万部を超す話題作らしい。
 一見、満ち足りた生活を送る、ある若い女性の絶望と再生の物語。その舞台を、7年連続して3万人の自殺者が出ている日本に置き換えて、映画化した。
 「なんでもあるけど、なんにもない」退屈な人生にうんざりして、自らの命を絶とうとした28歳のトワ(真木よう子)が目覚めた場所は、ちょっと変わったサナトリウム。「君はあと7日間の命だ」と、院長(市村正親)が宣告する。
 自分に残されたあまりに短い時間を送るうち、はじめて彼女は、それまで拒絶していた自分自身を受け入れ、周囲に目を向ける。
 おいしいものを食べること、楽しむこと、好きな格好をすること、美しい音楽を奏でる喜び、人生を彩るものすべてが彼女を変えていき、率直な生への欲求が芽生え始める……。

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2006年09月16日

アンブレイカブル

 「シックス・センス」が世界的に大ヒットを記録したM・ナイト・シャマラン監督。
 彼の強みは独創的な脚本にあると思う。
 シャマランの映画がもたらす驚きは大仰な視覚効果ではなく、巧妙に設計された物語による。「シックス・センス」でも全く意表をついた結末を準備して、あっと言わせてくれた。
 悲惨な列車衝突事故で物語は幕を開ける。
 乗客・乗員132人の内、131人までが死亡。たった1人の生存者デヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)は何と全くの無傷だった。
 その日から彼に接近し始めた漫画コレクター、イライジャ・プライス(サミュエル・L・ジャクソン)はダンに質問する。
 「あなたはこれまでに何回病気をしたことがあるか?」と。
 次第に明らかになるのは、ダンが“決して壊れない(アンブレイカブルな)肉体”の持ち主であるということ。
 そして一方、プライスはといえば、子どもの頃からケガが絶えない体だった。

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2006年09月13日

シビル・ガン 楽園をください

 南北戦争下、カンザス州とミズーリ州の州境の森に、南軍のゲリラがキャンプを張っていた。
 18歳のジェイク(トビー・マグワイア)は、黒人のホルトを含む4人のグループで行動していた。
 銃撃戦の演出が素晴らしい。
 旧式のピストルの発射音、壁やガラスを貫通する音、そして撃たれた者の倒れ方。これほどリアリティーのある銃撃戦は見たことがない。
 また、数百人の南軍ゲリラと北軍の騎馬戦は圧巻だ。その疾走感は爽快で、思わず「いけ~!」と叫びそうになった。
 戦闘シーンも見事だが、この映画はアクション映画ではない。
 1861年のアメリカを忠実に再現している。誇張のない演出は、誠実というか、真摯というか、丹念に丹念に作られており、ハリウッド的なエンターテインメント性はいささかも感じられない。
 それがまた独特の味わいを醸し出している。

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2006年09月06日

バーティカル・リミット

 まず、広大なスケールとアクションのすごさに度肝を抜かれ、強烈なビジュアルが目に焼き付く。
 最高峰ヒマラヤ山脈は、人を寄せ付けない威厳を放ち、すさまじいほどに美しい。
 この危険な山を征服しようと人々は挑み続ける。限界に挑戦し、誰もが果たせなかった夢、登頂を実現しようとする。
 八方を急斜面で囲まれ、天候の変化を予測できず登山家たちからもっとも恐れられている山K2。
 ここに挑み、悲劇に見舞われる若い登山家の兄妹がいた。
 兄は、妹とその登頂チームを助けるために、想像を絶する救出作戦を決行することになる。
 登頂だけでも危険だが、さらにそこには制約があった。
 人間の肉体の限界、命を持ちこたえられる時間はわずか22時間。果たして救い出すことができるのか――。

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