自宅でDVD三昧!~映画・ドラマどんと来い!

もちろん映画館で見る大画面の映画の雰囲気は最高。でも自宅でまったりDVD三昧というのも良い物だ。人目を気にせず見た映画DVD・ドラマDVDの感想など書き散らしてみたり。

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2009年06月30日

ヤング@ハート

 アメリカには、高齢者向け公共住宅がある。
 「ヤング@ハート」は、そこに住む平均年齢80歳のメンバーで結成したロック・コーラス隊「ヤング@ハート」の6週間にカメラが密着したドキュメンタリー。
 ジェームス・ブラウンやジミ・ヘンドリックスらの名曲を歌い、病や老いと向き合いながら、コンサートを成功させるために奮闘する姿を追う。

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2008年06月23日

マリと子犬の物語

 2004年10月23日に起きた「新潟県中越大震災」では67人が犠牲になり、重軽傷者は4795人に及んだとのこと。
 中でも被害の大きかった山古志村では全村避難を行い、約2000人が村を離れた。しかし、ペットや家畜、村の養鯉業をささえる錦鯉などは残された。
 11月8日。新潟日報の夕刊に、がれきの前で遠吠えする1匹の犬の写真が掲載される。大震災の日に子犬を出産したマリだ。16日後、マリと子犬は無事救出され、その姿は多くの人たちを励ました。
 映画「マリと子犬の物語」は、この実話を基に制作された。
 飢えと寒さの中、必死に食べ物や毛布を探して子どもたちを守る母犬マリ。
 取り残されたマリたちを助けるたいと、村に戻ろうとする幼い兄と妹(広田亮平、佐々木麻緒)。
 二人を助けるために大雨の中を捜索する父(船越英一郎)。
 そして、お互いに助け合うことで、不自由な毎日を乗り切っていた避難所の人たち。
 大切な何かを守るために――マリたちが生き延びることができたのは、その必死の思いがあったからだ。
 村の人たちが希望を失わなかったのは、いつか村に帰る日が来ると信じていたから。
 心の強さは、生きる力を生み出すということを感じる。
 「本当に大切なものは何か」という、そのメッセージが、物語を通して確実に伝わってくる。

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2008年05月17日

リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?

 数あるおとぎ話の中でも、世界的に最も有名な主人公の一人・赤ずきんちゃん。
 その赤ずきんちゃんを主人公としたCGアニメ作品が「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」だ。
 と言っても、「レシピ泥棒は誰だ!?」という副題からも分かる通り、物語の展開は、おとぎ話とは大違い。とにかく笑わせてくれる。
 いつも赤いずきんをかぶっているレッドという名の女の子が、おばあちゃんに化けた狼に出会う――本来のおとぎ話のクライマックスシーンからストーリーは始まる。
 レッドが、森で多発するレシピ泥棒の容疑者の一人にされてしまうのをはじめ、予想外の展開の連続だ。

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2008年04月03日

キャプテン

 原作を知っていたために、正直、あまり期待していなかった。
 だいたいにおいて、二番煎じで終わるからだ。
 だが、本作「キャプテン」は、思った以上に見終わった後、さわやかな気分だった。
 一心にボールを追いかける情熱。努力してうまくなることの、うれしさ。試合の緊迫感。そして、勝つ喜び。
 野球とは、なんて魅力的なスポーツなのかということが感じられたのだ。
 本作には、恋もなければ、ケンカもない。魔球も、超人的な選手も出てこない。ただひたすら、野球に打ち込む中学生たちの姿を描いた、混じりっけなしの「野球映画」。
 原作は、故ちばあきおの同名コミック。テレビや映画でアニメ化されている。それだけに、冒頭述べたように、実写映画化への厳しい見方も多いと思う。

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2007年10月10日

ザ・コンテンダー

 確固たる理念とそれを貫く不屈の魂を持つ政治家は、洋の東西を問わず、ある種の理想であることには変わりがない。
 本作「ザ・コンテンダー」は、アメリカ政界を舞台に一人の女性政治家が主義を貫き通すために名誉を犠牲にして戦う物語。
 副大統領が死亡し、後任にアメリカ初の女性副大統領候補レイン・ハンソン(ジョーン・アレン)が任命される。
 しかし、議会承認の鍵を握る下院議員のラニヨン(ゲイリー・オールドマン)は、彼女のさまざまなスキャンダルを暴露することによってホワイトハウス入りを阻止しようとする。
 はたして、初の女性副大統領は誕生するのか?
 ジョーン・アレンが、聡明で、姑息な手段を決してとろうとしない高潔な勇気をもった政治家を好演している。

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2007年09月26日

オール・ザ・キングスメン

 「オール・ザ・キングスメン」は、実在の政治家をモデルにしたロバート・ペン・ウォーレンの同名小説の映画化。1949年にも映画化されており、アカデミー賞3部門を獲得しています。
 原作は1946年のピュリツァー賞を受賞したそうです。邦題は「すべて王の臣」。
 アメリカ南部の貧しい家庭に生まれ育った実直な男・ウィリーは、郡の会計係として働いていたが、役人の汚職を追及したため辞職に追い込まれる。
 その後、上流階級出身のジャーナリスト、ジャックの助力を得て、州知事に当選。絶大な人気を誇るようになるが、やがてウィリーも汚職に手を染めて……。

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2007年07月21日

マリー・アントワネット

 ソフィア・コッポラの監督第3作目「マリー・アントワネット」。
 ベルサイユ宮殿で贅沢三昧の生活を送る王妃というイメージのもと、さまざまなエピソードが語られ、それらの中には誤解や偏見も散見されるマリー・アントワネット。
 イギリスの歴史文学者アントニア・フレイザーによって、彼女に新たな光を当てた伝記小説マリー・アントワネット」が2002年に発刊。
 宮廷の慣習や政府の陰謀に対して、何の心構えもないままにフランス王室に嫁いだ一人の10代の少女としての彼女の姿を浮き彫りにしている。
 この等身大の少女・マリーに着想を得て制作されたのが本作。

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2007年06月27日

マゴニア 希望の国を探して

 ヨーロッパに古来から伝わる雲の上の伝説の王国「マゴニア」。
 956年にはアイルランドの教会の屋根に、空を飛んできた船の碇が引っかかり、奇妙な姿をした船員が下りてきて、碇の綱を切って飛び去ったという記録が残っているとか。
 “不運”が空から降ってきたとき、地上に落下する前に一時的に留まる場所、それが「マゴニア」とされているそうです。
 こうした伝説を素材にしたオランダ人作家アルチュール・ジャピンの短編小説「Magonian Stories」をもとに作られたのが本作「マゴニア 希望の国を探して」です。

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